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2009年 04月 02日
あっとい間の日本里帰りin2009も無事終了!?
大将とともに、日本からバーミンガムの地へと戻ってまいりました。 子連れフライト日記はいずれマンマミーアのほうで記事をUPいたします。 今日ははちょっとまじめな記事をひとつ・・・・ いつもはあまり自分の気持ちのことは書かないのですが・・・ 節目ということでひとつ書かせていただきます。 今回の里帰りは円高のため、一度は断念したものの、やはり日本の地をこの時期に 大将を連れて踏みたい!と、突然思い起こし、もり男の反対も押しのけて 強行突破した里帰りでした。 イギリスに来てもうすぐ3年。大将が生まれて半年(本日で生後6ヶ月となりました!) 育児に追われ、主婦業もままならぬまま、日々は駆け抜けていき、日本に比べて時間軸が ゆっくりなイギリスでさえ、その時の速さに精神的にも肉体的にも追いつけなくなって いた時期が今年の冬。 そんな私は日本の里帰りさえ実現できれば、現状打破とはいかないまでも 今の現状からは救われるのではないか!? また実家での3食昼寝つき・日本のお風呂に日本のTVなどなど。 期待は膨らむばかり!! 実際帰国して、毎度ながら上記のような日本の日々を堪能できたのはとても嬉しかった。 また、イギリスを離れてこれまでの出産・育児を振り返り、海外生活ってやっぱりハード だな、私けっこう疲れていたんだ、大変だったんだと、改めて思ったのも確か。 でもそれ以上に、子連れで里帰りしてみ思ったこと・・・それは確かに私の実家ではあるけ れど私が、私たち家族(もり男・大将)が幸せになっていくために、幸せにむかっていくため に日々生活するフィールドではなくなっていたこと。結婚する以前は確かにそこは私の 実家であり、また私が幸せに向かっていくための、拠点であったことは間違いないのだけれど いまや、実家は年を重ねて日々老いていく両親が住んでいる家だったということ。 正確には私の“家”“ホーム”ではなくなっていた。結婚して4年目に突入するのに、 まだ実家に未練たらたらの私がいた。 誰に勧められたわけでもなく、自分で決めた国際結婚、海外移住、そして海外出産・育児。 後悔はないものの、幸せの一部、幸せのかけらは日本へおいてきてしまったように 感じていたこの3年。それが毎年私を日本の里帰へと駆り立てていた大きな要因。 でも、今回こそは気がついた、私が、私の新しい家族が幸せに向かっていく現場は 日本にあるのではなく、イギリスの地であるということ(現在のところね) ややもするとイギリスでの生活の不満をもり男氏のせいにしていた自分を反省。 主婦業も育児もてんてこまいなくせに、自分の本来いる場所、すべき仕事は家の中で はない!なんてふと思ったり(苦笑) いやいや、今一番大事なことは、大将をなんとか一生懸命育てて、もり男氏をサポート することこそが私の大仕事。 そして、今までは気がつかなかったけれど、もり男氏の子育ててサポート力は大きかったと。 イギリスにいた時が気がつかなかったけれど、実家に帰ってみたら、無力もしくは戦力外と 思っていた(失礼!:笑)もり男の存在は大きかった~。 確かに、実家では大将はかわいがってもらえたし、子育ての先輩である母から色々教わったり もできた。それはそれでかなり感謝しております。 でも、少なくとも大将が生まれてきてから、一緒に子育てしてきたもり男のようには 実家は阿吽の呼吸ではなかったことも確か。 ちょっとしたことなんだけれど、もり男氏がいればもっとスムーズなことはいっぱいだった。 そういう意味で夫として、父親としてのもり男氏の存在を彼のいないところで実感できたのも 大きかった。(今までごめんよ~シングルマザー気取りしてました、私:笑) こんな風に思えたのは里帰り中の母に言われたこの一言が大きかった。 「家庭を耕すということは、天国を耕すということ」 日本語としては正しくないのだろうけれど、私は母の姿を見ていて、この一言が腑に落ちた 以上に胸に突き刺さった。こんな風に言える母もすごいなと。 私はこの一言を聞くために、日本に戻ってきたのかもしれない。 いつもと変わらず、笑顔と思い出話に咲く友人たちに会うと、イギリスに戻る気持ちがかなり ぐらついたものの、それでも、やっぱり私はイギリスで幸せを構築していくんだ!という これまでにない強い思いで帰国してきました!(もちろん今でも日本LOVEな気持ちは 変わりません!) これまでいやいやに思えた、主婦業も今はとりあえず新鮮に感じております。 そして、大将の成長は著しく、その成長を喜びながらも、同時にあらたな心配ごとも増えて いくわけですが、新米母ちゃんがんばってやっていきたいと思います。 日本・イギリス両国の皆様これからもどうぞよろしくお願いいたします。 日本での写真はほとんどありません。唯一グルメだった山梨のほうとうの写真で 締めくくりたいと思います(笑)
by nachi83
| 2009-04-02 19:14
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