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2008年 04月 24日
今回の気になるニュースは、世界に先駆けてイギリスがリードしようとする
「胚研究」についてです。期待と批判がうずめくこの「胚研究」この先 どうなるのかな・・・・。 4月はじめに、イギリスのニューカッスル大学が、核を除去した動物の卵子に ヒトの細胞核を注入する「ヒト性融合胚」の生成にイギリス国内で初めて成功。 医学側から見れば、融合胚の生成は難病の原因究明に有効とされており、 一方、宗教関係者からはヒトと動物の融合を問題視されている。 ◆「融合胚」とは・・・? →核を取り除いた動物の卵に、人のDNAを含んだ細胞核を移植して生成された 胚。理論上は99・9%ヒトの遺伝子的性質を受け継ぐ卵を生成できる。 胚は研究室で2・3日保管され、様々な組織に成長可能な幹細胞となる。 ◆何故人と動物の融合なのか・・・? →幹細胞を作る際に必要となる、研究用の人の卵細胞が希少なため。そして 動物の胚をを使用することは、作業過程の煩雑さが減少に、生存確率が 上がるとも言われている。 ◆どのように利用されるのか・・・? →難病の解明に役立つ実験ができる。 一つの例)パーキンソン病の患者から遺伝情報を採取し、動物自身の遺伝情報を 取り去った卵子にいれる。これであえてパーキンソン病を引き起こす遺伝子情報を 持つ幹細胞を人工的に作り出すことができる。この幹細胞は様々な組織に成長 する可能性があるので、この成長した組織を実験に利用し、パーキンソン病の 治療法解明に貢献するのではないかと期待されている。 この研究を後押しするには「ヒト受精・胚研究」の見直しが必要とされており、 この融合胚の研究を促進する「受精・胚研究法」改正案が可決すると・・・・ 以下のようなことが可能に、もしくは変更になるそうです。 変更になる点 ●融合胚の生成を許可→研究目的でのヒトと動物の配偶子を交雑させた 融合胚の生成が一律可能になる。ただし、この胚を女性・あるいは動物の メスに移植することは禁止。※研究使用後胚は破棄すること ●中絶法→現行では妊娠24週間までの中絶限度期間が20週間に短縮される (融合胚とこれがどんな関係があるのか・・分かりませんが・・) ●誕生前の胚の審査を許可→不妊治療を通して生成された胚に遺伝上の疾患が ないかどうか審査可。異常をもたらす胚であった場合、その胚をあえて選択 することはできない。(例:聴覚障害のある親が聴覚障害の遺伝子を持った 胚を選択することは不可能)子どもの性別を選択することも特別な事情がある 場合を除き禁止。 ●「スペア・パーツ」の利用を許可→新生児の臍帯・骨髄・その他の組織の幹細胞 を新生児の兄弟への治療のために利用可。ただし、同様の目的で 臓器全体を扱うことは禁止。 ●同性愛のカップルが親に→提供卵子・精子・胚などを使って出生した 同姓同士のカップルが、子どもの両親として出生届に登録可。 ●子どもの権利を保証→提供精子・卵子などを使って誕生した子どもは16歳に なると、精子・卵子提供者に関する情報を求めることができる。結婚しようと する相手が血縁関係にあるかどうかについても調べる権利を持つ。 ※実際はこの新法の成立を待たずにイングランド北部のニューカッスル大学と ロンドンのキングスカレッジの研究チームに融合胚の研究目的ので生成が認可され、 冒頭にも書きましたように4月にニューカッスル大学が融合胚の生成に国内で成功。 胚をつかった再生医療で世界のリード役となるのがイギリスの思惑。 さかのぼれば、世界初の体外受精もしかり、クローン羊のドリーちゃん誕生も イギリスだったのです。そのような国の追い風もあり、実験ありきで 法律が後追いしているのがイギリスの現状。 研究目的での融合胚作成を合法化するべきか?という世論調査の結果は 71%がそう思わない。 12%がそう思う。 13%無回答。 4%はっきりしない。 という結果です。<HEFA報告書より> 私の意見も4%のはっきりしないに入ります。 確かに動物と人間の融合とか、生殖操作とか・・・はたまたクローン技術とか 聞くと、ぞくっとします。クローン羊のドリーちゃん誕生のときに、人間は神の 領域まで侵してしまったとも感じました。(私は無宗教に近い人間ですが) そして、クローン羊が出来るということは、理論上クローン人間も作れてしまう わけで(禁止されていますが、実際クローン人間はすでに作られていますもんね) 恐ろしいとしか・・・いいようがない。 30年前、イギリスにて世界で初めての体外受精が成功(1978)。 当時、世界中から猛烈バッシングを受けたそうです。いまや「試験管ベイビー」 という言葉は死語かもしれないというくらい、不妊治療では治療の過程でSTEP 刻めば、体外受精も行われ、世界中で相当な数の赤ちゃんが体外受精から 生まれているのもまた事実です。 今の私はこれに関して不思議とも、恐ろしいとも思わなくなってます。 そういう技術を駆使して、子どもが欲しいと思っている人なら授かるべきだと。 (なんせ自分も不妊治療を受けたい身でしたから) 30年前に生きていればおぞましいと感じたことでしょう。 だからこの「胚研究」に関してもまた時代が進むとともに、人の概念は変わる のかもしれません。 実は、私の家族には神経・免疫性難病を持った者がいます。 現在のところ、もちろん?治療法は確立されおらず、これといった治療もなく 薬を飲んだところで何も効果はありません。 この種の研究で治療法が発見される可能性が高いのです。 その患者にとって、家族にとって、治療法がまったくない、病気に直接的に打ち勝つ 手立てがひとつもない、ただ病気を受け入れて生きていく中でこうした研究は 一筋の希望の光でもあるということなのです。 もし、私の家族にこのような難病を持ったものがいなければ、恐らく私は イギリス国内に500万人の信者を持つカトリック教会の指導陣のように 「人命を商業化しようとしている」「人の誕生という自然の摂理に人間が介入 してはならない」との反対の声を支持していたかもしれません。 しかし難病の家族を持っているから、ではこの研究に大賛成か?といわれると それもYESとはいえないのです。YESというには、非常に重すぎる・・・・。 イギリスの首相ブラウンさんにも、免疫性難病を持つお子さんがいらっしゃる ということで、この分野の研究には期待をかけているところだそうです。 通常、与党議員は政府の法案に賛同することが義務となるはずだけれど 閣内には数人のカトリック信者がいて、ブラウン首相は苦しい立場に追い込まれ ているそうです。結局のところ今回は「良心に任せて、自由に賛否の投票をすること」 との措置を、労働党議員に対してとったそうです。 非常に難しいですね・・・・。本当に難しい。 古代、宗教と医学とは互いに近いところにあり、時には支えあい、共存して いたように思うのです。今では科学・医学が発達・進歩し、時にはこうして宗教問題 倫理問題でぶつかる・・・。 いずれにしても猿知恵でしかない、人間が作り出すものに完璧なものは なく、神のつくったこの自然システムを人間の手で破壊し自分たち自身の首を しめることにつながらないことを祈るのみです。矛盾しているようですが・・・。 この胚研究の問題はこれからも続きそうですね・・・・。 <参考資料:ニュースダイジェスト・HEFA報告書> *カプセル* 昨年、実家に帰り戸棚をのぞくと・・・・・ 何やら少し日に焼けてしまったような紙でできた 小さな袋がでてきまして・・・・ その中を見ると、ティッシュを小さくしてそこをセロテープで ぐるぐるまいて色ペンでピンクや、青に半分塗りつぶされた いわゆる、薬のカプセルであろう、作り物がでてきました。 (でもよーーく出来ているんです♪) そう、これは私が難病を持つ家族に対して作ったお薬でした。 袋は薬袋でそこには家族の名前が書かれ、病気が治る薬として 1日3回処方する旨が子どもの字で書かれていました。 その家族は大事に今の今までとっておいてくれたのです。 世界でたったひとつだけ、病気に対して効く薬。 そんな思いでとっておいたと家族は話てくれました。 恐らくこの家族が生きている間に、この難病に対しての 有効的治療法は見つからないでしょう・・・。 (私の家族の難病は難病の中でも非常に珍しい部類で、治療薬を作ったところで 患者数少ないので製薬会社は儲けにならないとの話を聞いたこともありました。 医療もやはり商業なのですね。) 私が2歳半のときにその家族は発病し病名が判明したときはすでに遅し。 あと3日の命と危篤宣告されました。 しかし奇跡的に一命はとりとめ、現在は病気を受け入れながら、闘いながら 力強く生きています。ある意味奇跡にちかい・・・。 その姿は、人間が与えられた寿命を全うする、「生きる」ということを教えてくれて いるように思います。私たち家族はけして病気=不幸ということではありませんでした。 私たち家族はそれを受け入れながら今も幸せに暮らしています。 病気を通じて本人はもちろんのこと、家族も学ぶことはたくさんありました。 難病になりたい人なんて誰もいないけれど、その中で強く生きていくことを 教えてくれた家族に感謝しています。 でも・・・・・いつの日か有効的な治療法が見つかるといいね・・・・・お母さん。
by nachi83
| 2008-04-24 02:23
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