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2007年 08月 18日
私のはとこに、医療関係の雑誌に記事を書いている子がいる。
そんな中で彼が言ったのは 「日本の医療制度・システムは世界でも最高水準」 普通に聞き流していたけれど・・・・・これはイギリスに来て多いに納得! イギリスの保険はNHS(ナショナル・ヘルス・サービス)といって 日本でいう国民健康保険がこれにあたる。 1年以上滞在する場合は、外国人でもイギリスの国民保険(NHS)に 加入することができ、歯科治療を除き医療費が無料となる。 まず、住んでいる地域でファミリードクター (GP= General Practitioner=一般開業医)を選び、 そこからNHSへの加入手続きをし、申込書を提出し、 病院から指定してくる時間に健康診断を行い加入手続きが完了する。 NHSカードは後ほど、自宅に送られてくる。 専門医にかかる必要がある場合はGPから紹介される。(~参照:イギリス生活情報より~) ↑これが超やっかい!! 目が痛くても、皮膚がただれても、明らかに足を折っても まずは自分たちが登録したGP〔ホームドクター〕に通わなくては ならないんです。だって、内科のお医者さんが眼科のことはそう 分からんでしょう?骨折したところで、内科のお医者さんは 何ができる?折れた骨をくっつけてくれるのかい!? でも、現実このGPにまずは見てもらわないと専門医には 見てもらえないんですよ・・・・・・・・・・・・。 医療費無料ってのは響きはいいですけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 薬代は普通に支払いますしね、けして安くはない。。。。 GPによるけど、なかなか予約がとれなかったり、 お医者さんの数が足りなかったりと、問題は膨れ上がってます。 また有能なイギリス人のお医者さんも国外に出てしまうケースが 多いとのこと。 私は日本を離れるまで、病院っ子でした。風邪っぽいと思ったら すぐに病院へ。これはこれで考え者だけれど、自分で自分の気に入った 医者に通うことができるってのが良かった。 だって、耳鼻科・眼科・婦人科・外科・内科そりゃぁわけたほうが いいでしょう!!選べるのが普通でしょう。紹介状ないと通えないって なんでしょう?(※プライベートの保険に加入する場合、専門医に見てもらえ ますが、普通はGPからの紹介状がないとすぐには見てもらえません) 妊娠に関しても12週と35週?2回だけのエコーってのも私には 信じられない。12週すぎてようやくミッドワイフ(助産師)との対面。 それまでは何もなし・・・・・。イギリス人母ちゃんたちは強し!☆ そんなもんなのかな・・・・。 それでもやっていけるんだね。。。。。 先日こんなことが起きた! 4月に引っ越しをしたので、家の目の前にあるGPに「登録を切り替えたい」 って申し出たら、「うちは登録状況はガラガラなんだけど、あなたが今住んでい る地域は以前のGP登録地域と同じ地域だから切り替えはできないの。以前のところに通ってもらえる?」とのこと・・・。 なんて不便なんだ・・・・・・o(><*)o o(*><)o しぶしぶ、その同じGPに通院した時のこと。 喘息の苦しい中、一人GPデビューしましたわ。 症状をなんとか伝えたら、先生医学辞典みたいなものを引っ張りだし 2~3分の沈黙。 先生私を見つめて・・・・ 「この3つの薬の中で君はどれが欲しい?」 えーーーーーーーーーーーーーー 先生自分で処方してくださいよ(-_-;)・・・・。 今週はもり男が風邪でダウン。咳がひどくなってきたので 「GPに行ったら?」 と聞くと 「ヨーロッパ人はGPなんかめったに通わないんだよ」 ( ̄Д ̄;) ひっ!! 自分の治癒力のみ頼りだそうです。 そんなものなのね。だから医療制度も変わらんのね。 (ブレア元首相もこのNHSの改革のお声だけは高らかだったけど、 何も変わってないのね・・・・。) 強く元気に生きていこう!ビバ!自然治癒力!自己免疫! こちら私の通うGP。病院ぽくないっす。
by nachi83
| 2007-08-18 21:07
| ロンドン生活基本情報
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