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2011年 08月 18日
2011年は人生の中でもBIG イベントが一気に起きてそして、瞬く間に
終了していきそうです・・・。 一つはそう、第2子の出産。第2子妊娠期間は第1子を追いかけながら 時に体がしんどくておなかが重くて、子どもとともに泣きながら!? 過ごしましたが、実際は出産してからが本当の育児のスタートで まさしくBIG イベントです。喜びと同じくらい、大変さも襲ってくるわけで・・・。 第1子を産んだ時はまさに、子どもが子どもを産んでしまったという感じ。 二人目になってもその感覚はぬぐいきれずですが・・・。子どもたちによって 日々親として、一人の人間として成長させてもらっている感じです。 そしてもう一つのBIGイベント、マイホーム購入でした。 引越し、引越しと散々お伝えしていましたが、ようやく引越し関係も 落ち着き(というより、目をつぶっている部分あり;笑) あえて記事にしようと思うのは自分の気持ちの整理も含めてです。 マイホームの概念が少しずつ変化していっているようです。 今回のマイホーム購入についてですが、 私自身、こちらで家購入するつもりはさらさらなく、%にしたら20%あったか どうか・・・。これまでもこの先も恐らくジプシーのような移動生活をするであろう 私達夫婦に定住する自分たちの家を持つのはリスクであるとさえ考えていました。 これまで購入に至らなかった理由 ① 旦那;アイルランド人 私;日本人 イギリスという地は互いにとって第3国であり また家購入=定住ひいては永住のとの概念が働いていたので そこまでの気持ちはない。家購入は人生最大の買い物(と私は思っていますが) 知らない国で住宅ローンを組むのは怖い・・・等々。 ② イギリスのお家事情特有の、古い物件→メンテナンス・リフォームの必要性 →そこまでの時間・気力・財力・技術力なし! 上記の理由に補足ということで・・・・ 私たち夫婦はいずれ、アイルランドもしくは日本で生活をしたいという希望があり イギリスに定住するつもりはなく、ましては永住するつもりがないのに、 人生かけて?の大きな買い物はしたくなかったことが一つ。家購入に対して ローンを組むということに対して、私には怖さがありました。 また、イギリスのお家事情は日本とは全く異なり、古い家を購入して 自分たちで、手直しをし、メンテナンスをし、自分たちにとっての本当のマイホームを 築きあげていくシステム。よく言えば、アンティークものを購入、悪く言ってしまえば 中古も中古、最初から修理、てこ入れをする前提で家購入は当たり前なのです。 私たちが購入した家は1920年代ものなので、築90年は経っているわけですが イギリスで言ったら、まだ新しい家の部類だと思います。 いずれにせよ、最初から中古、しかもメンテナンスにお金をかける、 そんな家を持つということは、私にとっては不良債権に なりかねない危険性があるわけです。(家の内装にお金はかけたは良いが 家の内装にはお金がかかり、家の時価総額、バブル等はじけて下がってしまった 場合、高い住宅ローンは残るわけです。) 大工仕事やインテリア等々のことが好きな人にとっては家購入→ メンテナンスはとてもやりがいのあることだと思います。 でも、不得意であったりすると、家購入はかなり大変・・・かと・・・。 そんな風に考えていた私たちが、何故家を購入したのか? 周りの方々にここ最近、何故突然家を購入したのか?という質問を受けます。 それはそれは本当に本当に一瞬の出来事でした。 家を購入しようとして、家を見に行く等々の家ハンターをしていたわけでも ないのです。(以前2・3件見学に行き、やはりイギリスでは家を購入したく ないと思ってました)そんな中、たまたま、大将のpre schoolの送り迎えの 途中にある家が売り出しのための見学OPEN DAYをするという広告を 目にしたのです。それまで、そこの家がリフォームしていたことも、工事していた ことも、毎朝のように通っていたのに気がついていませんでした。 私としては購入するつもりはないけれど、まぁいいエリアだし 見学だけならタダだし、土曜日大将のプールレッスンの帰りに立ち寄れそう なので、見に行ってみよう!と本当にかるーーい気持ちでいました。 もり男にいたってはメイン通りの前の家だから見学さえ拒否!という態度でした。 まぁ、見るのはタダなんだし、立ち寄るだけなんだからとなだめて 見学することに・・・・。 結果、私ももり男も初めて、offerを出してもいいかな?と思える物件に 出会いました。 そこからあれよ、あれよという間に・・・・。 家を見に行って本格的なoffer(イギリスでは、売り手と買い手が 家の値段を交渉できます)を出しそれが受理されて1ヶ月ちょっと で契約までこぎつけたのです。私たちの弁護士がもたつかなければ ジャスト1ヶ月で鍵渡しまで行けたはず。結局1ヶ月ちょっとかかって しまいましたが、それでもこれは異例の早さだと思います。基本的には offer額が受理されて、鍵渡しまでは2ヶ月・3ヶ月と時間がかかることも ありますが(いろいろな事情で)私たちの場合は異例の早さで 契約→鍵渡しまで進みました。とにかく早く新居に移りたかったので ホリデー先のスペインからも不動産や、弁護士と 契約にあたってFAXしたり、郵送のやりとりをしておりました) まぁ、第2子が生まれてくるのに家がなかったら困りますから、 そりゃぁ急ぎました、頑張りました。家具もなんとか全部そろえました。 何故、そこまでしてこの家を購入しようと思ったのか・・・ それは下記の条件を満たしたことで、私の頭にある購入スイッチが ONになったようです。(自分でもびっくりですが) ①大将の小学校問題 ②家のスペース問題・庭つき・増設可能スペース ③購入した家の内装 ④通勤距離 ⑤友人関係 ①家購入のきっかけになった1番のきっかけはやはり大将の小学校の問題。 イギリスに渡ってきて5年が経ちました。もり男と結婚して今年で7年目。 その間に二人の子どもが生まれ、第1子に限っては来年は小学校の希望を提出する 年でもあります(日本より2年早い) 公立の学校でも入学する前に、希望の学校をいくつか申請するシステムとなってます。 申請できる条件として、その地域に居住していること(当たり前ですが) となれば、やはり良い評価の学校に入れたいというのが普通の親というものでは。 我が家もしかり。以前の住んでいた地域(新居から400Mくらいのところではありますが) 悪くはないのですが、400M先には一番良い評価を受けている小学校があるわけです。 もり男はそこまで小学校のことは考えていませんでしたが、私は やはり行かせられるのであれば、やはり評価の良い学校に大将を行かせたい 気持ちが強かったのです。中には小学校はどこに行っても関係なく、セカンダリー (日本でいう中学校)からが大切なので、小学校はあまり気にしなくても良いという お母さんもいます。本人の能力もあるでしょうし。 でもやはり、いい小学校であれば、良い環境が与えられるわけですし、 子どもの能力を開花させられるチャンスが与えられる、もしくは色々な良いものを チョイスが出来るわけで、そんな環境を子どもに与えられるのであれば、 与えてやりたいのが親心でした。 ただし、学校の評価が良いエリアというのは、人気エリアということでやはり 住宅価格が高めであったり、住宅の価格が思いきり下がるということもないのです。 しかも、私達の希望する地域、ほとんどレンタルも出ないこともあって、 稀に出たとしても家が豪邸でべらぼうに家賃が高すぎて支払えない等々、 賃貸したいにも出来ない、購入するには自分たちの希望のサイズの家が支払える 金額の物件がなかなかありませでした。 それが、エリアの端っこではありますが、子どもに行かせたい学校のエリアで 自分たちが購入出来そうな価格の物件が出たこと!これはびっくりでした。 しかも、自分たちが組める住宅ローン最高額よりも、お安かったので (とはいっても私達にとっては人生の覚悟を決める 価格だったわけですが・・・)それも飛びついた理由の一つです。 自分は永住するつもりはなくても、子どもが生まれてくると、やはり状況は 変わってくるのですね。子どもを海外で育てるということ、それは自分たち なりにもその現地に根づいていく、腰を据えるということでもあると、 それを私達夫婦は感じはじめています。 ②家のスペース問題。新しい家が広いわけではけしてありません。4人家族が 生活していくのであればなんとか。特に子どもたちが小学生の間は、 なんとかなりそうなスペース。 以前の家も3bed roomで、今の家も3bed roomですが、子ども部屋の サイズが以前の家よりも広い。子どもたちが小学生の間であれば同じ部屋で 過ごしてもうらだけのスペースがあること。(男の子と女の子ですし、いずれ 部屋を別々にしないといけない日が来ることでしょう。万が一、そういう時期が 来た場合は客室をどちらかの子どもに与えるつもりです。 家の総スペースからすると以前の借家のほうが広かったのですが、 子ども部屋は断然今の新しい家のほうが広いというのも購入の 理由の一つでした。 そして庭!! 以前の家は庭はあったけれど、子どもを遊ばせられほどのスペースは皆無。 手入れもされていなく、借りた当初から工事現場のような感じだったので、 もし、自分たちで購入するのであれば、庭で子どもを放牧したい!というのも 私の希望でありました。小さい子どもが走りまわれ、遊具がおける環境が あることもPOINTでした。 これまた将来的なのですが、そこまで住んでいるかもわかりませんが 今の家はエンドテラスといって、4件がつながっている端っこの家なので 増設するスペースがあります。(もちろんPermissionが必要なのですが) 金銭的に余裕がある日が来るかどうかは別として、家を広げられるスペースが あるというのも、重要な要素でした。 ③ネックとなっていた、家の改築・リフォームが購入する家では全く必要がなかったこと。 私達の場合は、第2子出産で忙しいということは関係なく、1から家をリフォームする 技術も、経験も、気力も言ってみれば財力も厳しかったこと。これまでは家具付きの 借家だったため、自分たちの家具はほとんど持っていませんでした。家を購入する にあったて、電化製品はじめ、家具も全て新調したため、かなりの出費となりました。 その状態でもし、内装もてこ入れということであれば、無理です。 それに対してこの家は基本的に内装が全て施されていることも これもかなり購入に対するモチベーションがUPしました。 ④もり男の通勤。イギリスも車社会なので、一家に車2台は普通なようですが、今の 我が家に2台持てる余裕はなし。もり男にはバスもしくは電車通勤してもらってます。 今の新居からだと、バスを1回乗り継いで30~40分程度で会社に到着できること これも大事な要素でした。いくら家が良くても、もり男の会社通勤時間が1時間以上に なることはどうしても避けたかったので・・・。(日本で1時間はいいほうですよね) ⑤友人関係、現在の地域に住んで3年が過ぎました。そこで、得たものは何より 私を私たち家族を支えてくれる友人たち。海外生活、親もいなけりゃぁ頼れる親族は 海の向こう。私のエリアには引っ越してきた当初、歩いていける距離に3人の 日本人の方がいました。現在もよくしてもらっていて、色々と助けてもらってます。 また、車をちょいと走らせれば、心強いママ友たちがいて、 引越ししてもモーターウェィ乗って1時間かけて遊びに来てくれるお姉さま。 本当に交友関係には恵まれています。 自分でも年をとったなぁと思うのですが、全く知らない地域に、この自分の年齢で 子連れで移動するのは正直もうしんどい。転勤などという、やむをえない事情が あるのなら、仕方ないにしろ選べるのなら、今住んでいる地域の利便性や そしてこれまで築いてきた交友関係を失わずにすむ場所という意味でも 現在の新居は私の希望を満たしてくれました。 offerを出す直前に、同じ金額でももう少し地域を離れれば、広い家に住める という提案をしたもり男でしたが、会社と自宅の往復の毎日の彼からすれば、 仕事から帰ってきて広い家でくつろぐことは魅力的だったかもしれません。 しかし、この地域に根を張りながら暮らしていく中心は子どもたちと私。 そういう意味では、私は今の地域を離れたくなかったのです。もり男はならば、 僕たちに購入できる家はこの地域ではない!と諦めていたようでしたが、 運よくめぐりあえたという感じです。 そんな感じで、上記の自分のニーズを満たしてくれたことが、購入の決め手 となりました。 これまで家購入=永住 という概念が捨てきれず、またイギリスの家自体も 申し訳ないけれど好きになれなかった私。アンティークな家と言えば素敵だけれど その素敵な家、物件を価値あるものにするのもしないのも、本人たちの気合&技術 +お財布事情が全てであり、そうした場合、私たちにとってのイギリスでの家購入は 不利にさえ思っていました。私たちのようなタイプの人間は、購入するなら 日本のような新築が良いと思ってました。 (こちらも新築がないわけではないのですが、自分たちの希望するエリアには ありませんでした) 日本の昔の不動産神話のように(土地・住宅価格は下落しない) イギリスも数年前までは、住宅価格が高騰し続け(少なくともロンドン五輪までは 住宅バブルはじけないとされていました)人々は不動産投資として 家を購入し、転売して、さらに利益を生んでいたようです。 大げさに言えば、何もメンテナンスしないでも、不動産を購入して 保持しているだけで、価格があがる、資産価値が上がっていたのです。 こんな話も聞きました、バブル絶頂期の頃は、その家の価格の120%まで モーゲージ(住宅ローン)を組めたとか。もちろん、頭金なしでも。 ひょぇ~です。頭金なしなんて怖いけれど、私の周りにもそういう買い方をした 人たちがいます。しかし現在は、数年前に住宅バブルは崩壊し、住宅価格は下がりました。 購入者にとっては嬉しいことですが、価格は下がったものの、 イギリス財政もかなり厳しく、サブプライム問題だったり、リーマンショック、ギリシャ問題と 様々な金融問題にも直面し、金融収縮が起こり、以前よりも俄然、モーゲージが 組みにくくなっています。5年前、私がイギリスに渡ってきたときが、家の価格の 10%の頭金、20%のお金が用意できていたら、頭金、メンテナンス等代も 含めて苦しくなく購入できると言われていました。でも、今やモーゲージを組むのに 頭金10%ではお話にならないようです。購入する家の価値やモーゲージ組む人々の 年齢、収入にもよりますが、最低でも15%~20%、25%あると良いとされているようです。 人々が自分の家を持つというのは以前に比べてものすごく難しくなりました。 (それでも我が家は地方都市に住んでいるので、ロンドン・ロンドン近郊で住宅を購入 するよりかははるかに安いですが) 今は住宅価格の下落は落ち着き、少し上向き加減のようですが、実際は よく分かりません。買い時だったのか、どうか・・・。プロではないので、家を最安値の 時期に購入するというのは非常に難しいですね。我が家は少し価格が上がってきた ところで購入したようですが、バブル時は避けることが出来ました。 話が泳いでしまいましたが、 不動産投資としての物件でないにしても、イギリスの人々は日々生活する中で 自分たちで家に手を加え、まさに自分たちのマイホーム、心地よい環境を 楽しみながら築いていく人種のようです。ガーデニングが盛んなのも、分かる気がします。 また、家購入するに当たって、夫婦が抱く家族生活感や住居に対する価値観だったり、 将来に対する希望的観測だったり、子育て感だったり、本当に1から100以上!? もり男とは話し合い、けんかもし、ひいては何のための結婚?何のためのマイホーム 購入?と疲れ果てていた時期も正直ありました。 家族が健康で安心して生活できる環境を、家族の幸せのベースメントのマイホーム 購入決定はスピードは速かったものの、心境としては羽陽曲折しながらの購入でした。 家購入というのは、やはり出会いでありその土地とのご縁ではないかと、 感じている今日この頃です。自分で土地を選び、住居を選び決定しているつもりで ですが、実はその土地に何かのご縁があって呼ばれて暮らしていく・・・・。 そんな気もします。 けして、広い家、豪邸ではありませんし、目を凝らしてみれば、つつきたく なることはいくらでもあります。100%自分たちの要求を満たす家を探すのは不可能 でした。でも、自分たち家族が明るく、幸せに暮らしていけるかどうかというセンサーは 常に張り続け、家を見たつもりです。そういう意味では夫婦ともによし!と思ったのかも しれません。 ただ、常に私の心には一つの矛盾があります。家は購入したけれど、永住では ない。家購入のために、その土地に縛られることない移動できる自由を~! と叫んでいる自分。 家を購入したことは後悔はありません。ただ、家購入=永住ではないと自分に 言い聞かせている自分もいます。子どもたちはイギリスで生まれ、すでに第1子は イギリス人としてアイデンティティが少しずつですが芽生えはじめているようです。 ただ、私は何年こちらで生活をしていても、片時も自分は日本人であることを忘れる ことはないですし、逆に言えば意識し続け、日本で生活することを夢見ている自分がいます。 引越しの連絡を日本の友人にした際、やはり家購入=永住 なの?とたずねられること 数回、その度に、そうではないんだぁと否定する私。 でもそんな中で親友のメールの一言 「永住じゃぁないのは分かってるよ(いつかは帰ってくるんだよね)」 というこの言葉がものすごーーーく嬉しかったのです。 日本にも帰ってきていいよ、待っている人間がいるよといわれているみたいで。 国際結婚して、イギリスに住んで、こちらで出産して、家購入したら、やはり 流れ的には永住、でなくても長期定住・・・。でも、自分の中にはいつか 日本に帰るんだ!という気持ち、夢を見ながらそれを力に海外生活を 続けている自分がいます。 でも、残念ながら、イギリス生活も5年目となると、やはり体も心も知らず知らずのうちに イギリス生活対応式になっている自分にも気がつきます。 特に日本に里帰りした時ですが、あんなに憧れている、日本移住なのに、 町に出ると、建物や看板などとにかくごちゃごちゃしていて、本当に目が疲れてしまうのです。 イギリスのすっきりとした町並み、緑の多さが素敵だなぁと感じてしまいます。 日本の決め細やかなサービス、迅速な対応が好き、日本のサービス最高!と思って いるのに、日本で過ごす時間はあまりにも早く、人の流れも速くて、せかせかしているようで ついていけない、逆に疲れてしまう自分がいます。イギリスの時間軸が心地よくなっているようなのです。 日本の物は世界1と思っているのに、でも新しいもの・さらに便利なものへと、 その消費行動は時にすご過ぎて(そこまで必要なの?と感じる) そんな消費スタイルは疲れてしまう自分がいるのです。 (震災後の日本の価値観はまた変化しつつあると思いますが) 大切なものを長く愛用したり、他の人が不必要と感じているものをチャリティーSHOPや リサイクSHOPで購入でき、愛着を持って使えるる喜びを日々感じたりしている自分がいます。 日本は好きなのに、戻りたいのに、私のアイデンティティは日本人しての ものなのに、イギリスに根付いている自分をこの1~2年で発見します。 たくさんの矛盾を抱えながら私はこの地で生活をしています。 私は一体どこを最終的に居住地としてマイホームとして定めてよいのか、 そのことを考えると不安と涙でいっぱいになる日も。鬼嫁の私でも、旦那に先立たれたら この国で生きていく自信はないのです。80歳でも90歳でも飛行機に乗って日本に 帰るつもりでいます。そのことを考えるだけで、胸がはりさけそう。 旦那には私を看取ってもらいたいですが、 それならば、鬼嫁でいたら駄目ですね・・・(苦笑)旦那を大事にしなきゃ。 将来子どもはイギリスに住んでいるとも限りません。 子どもに自分の老後のことではしがみつきたくないのです。実際、当の私は国際結婚し 日本を離れ、親元を離れてしまっているわけで、親をちゃんと看取れるのかどうか、 それを考えるだけでもまた、涙。 家購入にあたって、色々な気持ちや矛盾がわーーっと湧き出て収拾がつきません。 だから、あるところでSTOPしなければいけないようです。 私の最終居住地はどこなのか、分かりません。 でも、今、この瞬間、私の夫・息子・娘が居る場所、家族が揃っている場所こそが 私の大事なマイホーム。それはここイギリス、バーミンガムなのだと。 そして色々な矛盾を抱えながら、一生の買い物として夫婦で抱えた住宅ローンを 頑張って返済していかなければ。でも、これが家族の幸せのための購入物だとしたら 価値ある買い物だったのではないか、少なくとも不良債権ではないと信じています。 長くなりました。我が家のマイホーム購入記これにて終了! (最後までおつきあくださった方、本当にありがとうございました☆)
by nachi83
| 2011-08-18 06:21
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